・タイムレコーダーのある会社・ない会社
事務機屋さんの外回り営業を5年ほど経験したことがあります。
はじめて訪問する会社さんの場合には挨拶し、世間話をしながら目だけは事務所内をくまなくチェックして「コピー機やファックスは古くないか?」「パソコンの買い替え需要はないか」「オフィスがネットワーク化されいるか」などをチェックするのがクセになっておりました。
主に自分の得意先は「中小もしくは零細」といわれる企業さんではございましたが、活気のある会社、伸びる会社、ダメな会社というのは事務所の入り口に据えられているタイムカード付近を見るとカンタンに見分けがつくものでした。
意外に思うかもしれませんが、タイムカードは導入していてもタイムレコーダーを置かずにいまだに手書きで書かせている会社というものもありましてね・・。
コストダウンのタメなのかどうかは不明ではございますが、こうした勤怠管理にアバウトな会社というものは社員への給与支払いもどんぶり勘定なところが多いようで、そのぶん社員個人個人の働くモチベーションも低めという傾向がみてとれました。
こうした職場にタイムレコーダーの導入をすすめてみても多くの場合断られる事が多いのも特徴でして、「まぁウチは職人の給与は日当の日払いだから・・」とアバウトな理由をあげる社長だった記憶があります。
・インテリジェンスレコーダーを導入している会社ほど給与がいい
最近のタイムカードは出社・退社の2行ではなく、休憩時間までも記録する4行のものを導入している企業も増えてまいりました。
パッと見に「休憩時間までガチガチに管理するのかよ」と嫌悪感を持つ方もいるかもしれませんが、実はこうした勤怠管理のマネージメントをしている企業ほど、どちらかというと給与報酬が良い会社が多く、手当等の社員優遇が厚めの企業が多いように思います。
社員を管理するかわりに給与などでしっかりモチベーションもアップさせますよ!という企業ほどこうした勤怠管理をしっかりしているのは定番でして、かつては「トイレを見ればその会社の質がわかる」なんてもうしましたが、最近ではタイムレコーダーに会社の資質がにじみ出ているような気がします。
新卒や転職の面接をこれから受ける方、その会社の内情がまだわからなくて不安があるというのならタイムレコーダーを見てみると良いでしょう。
タイムカードが手書きという企業ならちょっと警戒をしておいたほうがいいかもしれません。
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