【体験談】専業主婦がカードローンを利用したら気を付けること

私は専業主婦なので、普通の人と同じように「自分の自由にカードローンを利用する」と言うことは出来ません。

「出来ません」というよりも「出来ないと思っていた」と言った方が適切でしょうが、少なくとも私は働いていない状態では契約することは出来ないと思っていました。

当時、私は主人の稼ぎだけで生活をしていたわけですが、あまり効率よく貯蓄を進めていくことが出来ないでいました。

そんな折、主人が病気になってしまい入院することになりました。

入院の理由は重篤なものではありませんでしたが、約3か月ほどは入院が必要な状態になりました。

その間、収入が約2割ほど減ってしまうことになったのですが、それまでも余裕のある生活が出来ていたわけではないのに、そこからさらに収入が減ってしまえば生活がきつくなることは明白でした。

しかも、入院中は何かとお金がかかりますから、どう考えてもお金の余裕が無い状況になりました。

何とかしてお金を準備しなければいけないと思いましたが、親から借りると言った方法は出来ませんでした。

私事ですが、「しっかりと家計を守っている妻」だと思われていたこともあって、夫やその両親に対して事実を打ち明ける勇気がなく、「どうにかして自分で対処しなければ」と考えて色々と方法を探し始めました。

専業主婦ではカードローンを利用することは出来ないと思っていた私は、まず最初に国や自治体の制度を利用することが出来ないかを調べ始めました。

お金がない主婦

すると、利用できそうなものがいくつか見つかったのでほっとしたものの、それを利用する為には夫にも状況を知らせなければいけないということだったので断念せざるを得ませんでした。

更にいろいろと調べていった結果、「専業主婦でもカードローンが利用出来る可能性がある」ということを知りました。

参考:専業主婦でもローンは組めるの?

最終的に「やはりカードローンを利用するのが一番いいのではないか」というところに行き着きました。

一応、銀行へも融資を申し込んでみようかと思ったのですが、何となく「銀行からお金を借りたら旦那にバレてしまうのではないか」という不安があったので止めました。

消費者金融だからと言ってそのリスクが無い訳では無いでしょうが、何となくそういったイメージがあったので消費者金融に申し込みをすることにしました。

私が申し込んだ消費者金融は誰でも知っているところでした。

その方が安心できそうだという理由から選んだわけですが、その結果は「融資不可」というものでした。

というよりも、審査結果がどうかと言う訳では無く「専業主婦は申し込みできません」と断られてしまいました。

「ネットの情報ではカードローンを利用出来る可能性があると書かれていたのに、なぜだろう」と思い、もう一度情報を調べ直すことにしました。

すると、私が勘違いしていただけで「利用出来るものと出来ないものがある」と言うことに気づきました。

要は私が申し込んだ消費者金融は「配偶者貸付」という制度を一般的に行っておらず、そこへ申し込みをしてしまったことで融資を断られたようです。

その原因が理解できた私は、次に配偶者貸付を行っている銀行に申し込みをすることにしました。

当初、私は銀行からお金を借りるためには夫に知らせる必要があると思っていたのですが、フリーローンであれば一先ずその必要性はないということが分かったので申し込むことにしました。

よく利用している銀行では何かの拍子にバレてしまう可能性があると思ったので、少し家から遠いところにある店舗に行きました。

後から考えれば電話やネットで申し込みをすることも出来たのですが、なぜかその時は来店する以外の方法が思いつきませんでした。

窓口について融資についての質問をし、私でも申し込むことが出来るのか、夫に知られる可能性があるのかどうかなどの確認をしました。

結果は審査で決まるのではっきりしたことは言えないと言われたものの、とりあえず私でも申し込みは可能であると言われてほっとしました。

そのまま審査を申し込み、私は専用の窓口の前で結果を待ちました。

しばらくして、担当者が結果を伝えに戻って来たのですが、私は胸が張り裂けそうなほど緊張していました。

審査の結果は無事に「融資可能」という評価になったようで、何とか必要な時に使える手段だけは確保することが出来ました。

その場ですぐにお金を借りる必要はなかったので、後から必要になった時に借り入れをするような形でその場を後にしました。

後になって分かったことですが、私は一度申し込みをして断られている状況でしたが、このような状況になると「申し込みブラック」となってしまう可能性があるようです。

そうなってしまうと審査結果に関係なく融資を断られてしまう可能性が高まるということだったのですが、幸い私は大丈夫だったようです。

その時は気づいていなかったので何も感じませんでしたが、事実を知ってからは本当に良かったと思いました。

最終更新日:2016年10月12日

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