自分の中では常識なことも、常識ではない場合もありますし、世間では常識なことが自分にとっては常識ではないということもあるでしょう。
この差からトラブルが生まれてしまうことがありますので、引越しの時には世間一般の常識に合った行動をするようにしなくてはなりません。
荷物が壊れないように梱包する
引越しの時にやることとしては、荷物が壊れないような対策をしておくことです。
荷物はどんな時に壊れやすいかというと、注意を怠った時に壊れてしまうことがあります。
例えば、引越し業者に任せていれば大事に荷物を運んでくれるから壊れることはないと思っているのであれば危険です。
もちろん業者としても壊そうと思って荷物を壊すことはありませんが、ちょっとした油断から壊してしまうこともあるのです。
大事に荷物を運んでいたとしても、それが壊れやすい物だということがわかっていなければ注意を怠ってしまうこともあるでしょう。
時間が押されている時などは慌てて荷物を運ぶようになりますので、普段では起きないようなミスが起きてしまうこともあります。
荷物は人間の手で運ぶようになりますので、絶対大丈夫ということはないのです。
それでも壊れやすい物を運んでもらう時に壊されないようにしたいのであれば、大きな字で段ボールに「壊れ物注意」といった注意書きを書くようにしておかなくてはなりません。
注意書きはただ書けばいいというものでもなく、太字で目立つ色を使って書くことです。
目立つように書いておかなければ見落としてしまうこともありますので、誰が見てもわかるようにしておくほうがいいでしょう。
注意書きは段ボールの一面だけに書くのではなく、底以外のすべての面に書いておけば見落とされることはありませんので、書いておくことです。
それでも見落とされるのが心配なのであれば、その段ボールだけを分けておくようにし、直接口頭で伝えておくほうがいいでしょう。
直接口頭で伝えることによって、特に気をつけて運んでもらうことが出来ますので、業者に注意を促すことが出来るのです。
引越し前はご近所に挨拶をしましょう
引越しの時に起きてしまうトラブルは荷物の破損だけではなく、ご近所トラブルもあります。
引越し先が一戸建てで駐車場がないような場所であれば、狭い道路をトラックが占拠するような形になってしまうかもしれません。
立地場所によっては、近隣に迷惑をかけることになってもいけませんので、事前に挨拶に行くようにしてもいいでしょう。
引越し時の挨拶は当日にするイメージを持つものですが、当日よりも前にあらかじめ挨拶に行き、迷惑をかけるかもしれないということを伝えておくこともできます。
近隣住民にあらかじめ伝えておくことによって、道路が占拠されるかもしれないということがわかっていれば、近隣の住民の理解を得やすくなります。
話も聞かされていないのに道路を占拠されてしまえば、急ぎで出かけなくてはならない用事がある人は困ることになるでしょう。
そうなると、いきなりトラブルに発展してしまうことになりかねませんので、立地条件によっては先に挨拶に行っておくほうが安心なのです。
トラブルが起きてしまってからでは対処をするのが大変になります。
何とかなるだろうという安易な考えではトラブルが起きたときに対処に慌てることになるでしょう。
トラブルは起きないように事前に予防をしておくことによって、回避しやすくなるのです。
このくらい大丈夫だろうという考えは自分にしか当てはまらないことがあるというのを忘れてはいけません。
みんなが自分と同じ感覚ではないということを理解して対策をしていくといいでしょう。
これから長期間にわたってその土地で暮らすのであれば、トラブルはできるだけ避けなくてはならないのです。